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共働き世帯の家事と育児について|妻と夫の意識の違い

共働き世帯の家事と育児について|妻と夫の意識の違い

 共働きをしているのであれば、二人で協力して家事をこなすことが大事です。

 

また、それだけでなく育児も分担する必要がありますよね。特に考えておくべきなのは「お子さんの急病のときにどうするか」です。

 

しかし、この辺りに関して妻と夫の意識はかなり異なるようです。

 

ここでは、家事の分担について「妻の意識」と「夫の意識」をそれぞれ見ていきましょう。

 

また、お子さんが急病のときにどうするか。

共働き世帯をサポートしてくれる病児保育についても紹介していきます。

 

 家事分担:夫の意識

 「私の旦那は全然家事をしてくれない」と思っている方は少なくないでしょう。

家事を行わなくても当然、というような態度でいる夫を見るとイヤな気持ちになるかもしれませんが、夫の方にも言い分があるのかもしれません。

ある共働き世帯の旦那さんは以下のように言っています。

 

「家事の分担のことで言い争うことがよくありました。

妻が出産してから、できるだけ家事を手伝うようにしていたのですが、上手くいきませんでした。全部妻と半々で分担しようとしていましたが、逆に効率が下がってしまってお互いストレスが溜まっていたようです」

 

そのストレスのせいで、何回も大喧嘩をしたそうです。

そして、今は旦那さんは布団の片づけなど力のいる作業を、奥様は洗濯や料理などを受け持つようになったとのことです。

この家庭の家事分担率は、よくて「夫:妻=46」だそうですが、お互いに余裕がないときは「夫:妻=19」程度になる場合もあるそうです。結局その方が効率がいいとのこと。

 

「とにかく夫婦喧嘩をしたくない」と、夫も妻も感じているようです。

 

夫としては「できるだけ家事を手伝いたい」という気持ちはあるようですが、技術的な問題でそうもいかないケースがあるようです。

 

男性の場合は家事の技術が人によって全然違います。奥様顔負けのテクニックでなんでもこなす人もいれば、基本的な家事ができない人も少なくありません。

 

家事をサポートしたくても、そもそもできない。また、できないことを奥様に相談するのも精神的に辛い。という風に感じている旦那さんも多いのです。

 

そして、奥様から「こんな家事も満足にできないの?」と責められてしまうと、余計に苦しくなって「じゃあ、いっそ家事は手伝わない方がいいんだ」と感じてしまうようです。

 

奥様としては、旦那さんが「できない」ことを責めても意味がないはずです。

それよりも、旦那さんには力仕事を任せるなどすれば、上手に家事を分担することができるでしょう。

「夫と妻は家事や育児を半々にこなすべき」という思い込みを捨てた方が、お互いにとってかえって楽になるのかもしれませんね。

 

 

家事分担:妻の意識

 旦那さんが「俺は家事を十分こなしている」と考えていたとしても、

 

奥様は「どうしてうちの旦那は家事を手伝ってくれないんだろう」と感じているかもしれません。

 

もし「なんで妻は冷たいんだろう」「なんで妻は家事をしているのに全くお礼を言ってくれないんだろう」と思っているのであれば、そもそもその辺りの認識が完全に食い違っていると考えた方がいいのかもしれません。

 

ある共働き世帯の奥様達は、家事分担について以下のように思っているようです。

 

「私の家は7割くらいの家事を私がやっています。旦那にそんなに家事を任せるのも嫌ですし、このくらいがベストだと思ってます」

 

「夫2割、私8割くらいです。家事が得意すぎる旦那はちょっとしっくりこないので。でも料理はできてほしいです」

 

「夫4割、私6割ですが、子育ては9割私がやっています。ですから、家事くらいは半々にしてほしいと感じています」

 

「旦那が手伝うのはせいせい1割くらいです。でもできれば3割くらいはやってほしいです。どうせ叶わないでしょうから、贅沢は言いません。力仕事だけはやってほしいですけどね」

 

「うちも私が9割、夫が1割くらいです。でも、私が在宅ワーカーなのでこうなるのも当然かもしれません」

 

実は「家事は夫:妻=55がいい」と感じている奥様はあまりいないようです。

 

ただ、やはり「もうちょっと家事をやってくれると嬉しい」と感じている方が大半ですね。

 

それから、先ほど

「家事を手伝いたいけれど、上手にできない」と思っている夫が多いという事を紹介しましたよね。

 

夫は協力したくても協力できない。

妻は協力してほしいと感じている。

この辺りのズレが、夫婦関係に大きく影響しているのかもしれませんね。

 

また、以下のように考えている奥様もいます。

 

「夫は洗濯と皿洗い、妻は掃除と料理って分野ごとに完全に分けるのも良いかもしれないんですが、それで失敗すると相手がイライラしてしまいますよね」

 

ですから、相手の様子を気にかけて、互いに助け合うのが良いのかもしれませんね。

ですが「相手の様子を気にかけて」という部分がやはりそれほど簡単ではないようです。

 

こう感じている人がいます。

 

「うちの旦那は本当に察しが悪いです。休みの日に寝転がっている夫に、掃除をしながら小声で『あ~しんどい』などと言うと、ようやく手伝ってくれます。

そんなことをする前に自分から手伝ってほしいです。それに、その後旦那にいちいちあれこれ指示を出すのも大変です。

となると『実は何も言わずに自分で済ませた方が楽なのでは?』と感じてしまって、今では私の負担が多くなっています。

それから、ちょっと手伝っただけで妙に恩着せがましい態度を取ってくるのもイライラします」

 

つまりは、

 

・「察して」家事を手伝って

・自分から手伝ってほしい

・渋々やるくらいならやるな

・妙に恩着せがましい態度になるな

 

と感じている奥様が多いということですね。

 

ですが「ちゃんと家事をやっているつもりなのに、全然妻に認められない」と感じている旦那さんもいるわけですし、夫の方にも不満が溜まっているのかもしれません。

 

しかし、共働きで育児も家事もしている奥様からすると

「これくらいでは足りない」のでしょう。

 

ですから、

もし奥様に認めてほしいのであれば、奥様の気持ちになるつもりで家事に協力してみると良いのかもしれません。

あとは「手伝うのが当然、特別なことじゃない」という意識でいた方が良いかと思います。それくらいの態度でいた方が奥様は認めてくれますよ。

 

 両者の意識を整理すると

 奥様は「自分で察してどんどん家事を手伝ってほしい」と、冷静に考えれば結構難しいことを望んでいて、旦那さんは「家事をしたくても技術的にできない、やっても認めてもらえないのがキツい」と非常に消極的な気持ちでいる場合があるわけです。

 

ですから、もう具体的に家事を分担してしまいましょう。

そのためにも「家事一覧・分担表」を作ってみることをおすすめします。

 

「家事一覧・分担表」の作成方法は以下のとおりです。

 

1:家事を全部紙に書く

 

洗濯・掃除・料理などはもちろんですが、それ以外の細かい家庭内の作業を全部記してください。

 

2:それぞれが得意なものを担当する

 

夫は夫の得意なものを、妻は妻が得意なものを担当します。

「二人とも得意じゃない」という事もあるでしょうが、その場合は「それでもどちらがより得意か」という視点で担当を決めることをおすすめします。

 

 共働き世帯の育児の分担について

 それから、共働き世帯は育児も分担する必要があります。

 

毎日の通常の育児だけでも疲れると思いますが、

何にせよ「お子さんが急病になったときはどうするか」という事だけはハッキリ決めておかなければなりません。

 

ただ、これも現実には奥様が対応している家庭が多いと思います。

ですが、そのせいで奥様の心身に大きな負担がかかっている可能性が高いので、旦那様も少し意識を変えた方がいいでしょう。

 

夫の意識としては

 

・そもそも子どもが妻の方が好きなんだからどうしようもない

・子どもの急病で夫が会社を休むのは難しいが、妻の場合は簡単

・妻の方が職場にいる時間が短いから対応しやすいはず

・妻の方が給料が安いんだから育児もやってほしい

 

しかし、当然奥様にだって都合がありますし、仕事をいきなり休むのが難しい場合もあります。

 

それに、子どもの急病が原因とはいえ妻だけが何度も仕事を休んでいては、会社でも立場が弱くなっていってしまうかもしれません(本来そのような事で立場が弱くなるべきではありませんが、現実問題として)。

 

そういう共働き世帯は「病児保育」を頼ってみましょう。

 

・訪問タイプの病児保育

・施設タイプの病児保育

 

の主に2タイプがあります。

 

まず、施設タイプの病児保育について。

こちらでは、親がお子さんを引き連れて預かってもらう事が可能です。

ただし、定員がありますので、確実に預かってもらえるとは限りません。

そもそも、施設がまだ多くはないという欠点もあります。

 

そして、訪問タイプの病児保育について。

こちらでは、保育士が病児を見守るために訪問してくれます。

お子さんを移動させる必要がないので、負担が少ないと言えるでしょう。

また、他の子どもと接触しませんから、感染などの心配もありません。

 

ただ「家の中に子供と保育士しかいない、どのような対応をしてくれるのか」と不安に思う方が少なくないようです。

ですから、訪問タイプの病児保育の場合、担当保育士と前もって面談できるケースが大半です。

ただし、これができるかどうかは運営事業所次第ですから、事前に聞いておきましょう。

 

 最後に

 家事分担についてですが、

 

奥様としても「察して!」と難しい注文をして、旦那様としても「やってるはず」「技術的にできない」「やったんだから褒めろ」とモヤモヤと考えてしまっている事が問題のようです。

 

ですから、紹介しましたとおり「家事一覧・分担表」を作ってみることをおすすめします。

 

また、お子さんの急病に備えて「病児保育」をスムーズに利用できる体制を整えておいた方が良さそうですね。共働き世帯の場合は、特に強い味方になると思います。

 

それぞれが歩み寄り、外部にサポートしてもらって、共働き生活の負担を減らしていきましょう。

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